転職失敗

採用側を理解することが重要

社員を採用する立場になって

転職に失敗をしたことでさまざまなことを経験した私ですが、今では自分の事務所を持つようになり、代表という立場で社員の生活を守るような立場となりました。
そういった立場になると、いろいろな機会に会社の経営者の方であったり採用を担当する人と、社員の採用に関しての話をすることも増えるようになりました。

 

経営者や人事担当の方と話をすることで、これまで考えもしなかった企業側の社員の採用に対する思いというのを知ることが出来ました。
企業側がなかなか採用を決めないのは、人件費などの経営のことを考えるのはもちろんですが、何よりも応募をしてくる人の中に求めている人材がいない、それが最大の理由なのです。
経営者である社長や人事に関する決定権を持つ方は、口を揃えて「採用をしたいけれど良い人材が集まらない」とおっしゃっています。

 

求める人材の考え方

前職である程度スキルを身につけて社会人として人前に出ても恥ずかしくないような状態なのにも関わらず、全く採用が決まらないとなると、本当に企業側は採用をする意志があるのかと思ってしまうかもしれません。
しかし、企業側は本当に人材を必要としています。
双方の需要と供給があるにも関わらず、転職活動が難航をする人が多いというのは、応募側と採用側が考える必要なスキルなどのレベルが違うからなのです。
採用側は応募側が思っている以上に高いスキルを求めています。

 

意外に重要な書類審査

転職活動の主な流れというのは、求人に応募をして、履歴書などの書類による審査を受け、面接を経て採用という形が一般的です。
多くの方は、面接が重要だと思い面接に力を注がれているようですが、書類審査で落ちる人が多いということをご存知でしょうか?

 

人事担当の方に話を聞く機会があったので、履歴書を見て欲しいと思う人材はどれくらいいるのか?と聞いたことがあります。
その人事担当の方の話では、「50人のうち1人くらいしかビビッとくるような人材は見つからない」そうおっしゃられていたのです。
それくらい企業側が必要とする人材がいないのですから、書類審査でかなりの人が不採用となる理由も分かります。

 

ここまでの説明でどれだけ書類審査というものが重要であるかが分かったと思います。
どのような履歴書を書けば、採用担当の方が直接会ってみたいと思うのかということを考えなければなりません。

 

採用者側の目を引く履歴書の書き方

履歴書は採用過程で非常に重要な書類になります。
自分をアピール出来るような内容を書かなければならないのですが、その際に主観的に自分を見てアピールをしても、相手には自分の魅力は全く伝わりません。
履歴書を書く際には、自分のことを客観的にみて評価をしながらアピールをする内容を書かなければなりません。
自分を採用することで会社にどういったメリットがあるのかを、採用側にしっかりと伝える必要があります。

 

履歴書というのは、単に自分のプロフィールを記載したものではなく、自分に代わって採用側に自分のことを知ってもらう重要な書類です。
転職活動をされている方の中には、履歴書の使い回しをされている方もおられますが、どの企業にも同じアピールをしているようでは相手には自分の良さというのは伝わりません。

 

情報不足が招く失敗

転職活動を必死にしているにも関わらず、なかなか採用が決まらないという方は、何が原因なのか分からないような場合もあるでしょう。
そういった方は、情報収集がきちんと出来ているか今一度見直してみて下さい。
転職活動をスムーズに行うには、この情報収集というのがものすごく活きてくることを知らない方が意外に多いのです。

 

情報収集というと、応募した企業の所在地や取り扱い商品、代表作など、企業のホームページに掲載をされているような内容程度の情報を集めればいいと思われている方が多いのですが、その程度の情報であれば大半の方が既にご存知のことでしょうし、知っておくことは当たり前のことです。

 

ここで言う情報収集というのは、もっと掘り下げた内容のことを言います。
応募する企業を取り巻く業界全体のことを、徹底的に調べる必要があるのです。
業界全体のことですので、国内だけではなく国外のことも調べる必要がありますし、競合他社の動向なども調べる必要があります。
また、業界に関連をする分野のことについても調べておいた方がいいでしょう。
その企業がどういった立場に置かれているかということを知ることで、実際に働いたときの自分の動きというのもはっきりとさせることが出来るのではないかと思います。
また、その企業が求める人材のおのずと分かってくるでしょう。

 

情報収集をスムーズに行うには

転職活動に必要となる情報を収集するには、かなりの時間と労力を要することになるでしょう。
仕事をしながらであれば、なかなかスムーズに転職活動を進めるとは出来ません。
そういった方の助けになるのが、インターネットの転職サイトなのです。
転職サイトでは、求人の掲載を行う以外にも、転職活動時に必要となる企業や業界のさまざまな情報を持っています。
その業界に詳しいスタッフがいることもありますし、自分1人で情報収集を行うよりも確実に多くの正確な情報を集めることが出来るでしょう。